大河ドラマ おんな城主直虎
2017年の大河ドラマ「おんな城主直虎」
舞台は戦国時代
主演は柴咲コウさんです
戦国時代の信長→秀吉→家康の流れは、もう何度となく出てきて見飽きていたので
桶狭間の戦いで敗れた今川義元の子孫や家来衆が描かれたのが新鮮でした
戦国時代、おんな城主として井伊家を守っていた人がいたとは…
Twitterの直虎ファンが色々考察や発見をしていて面白いです
おまけに今川義元の配下の小さな国衆だったというのも驚きで
なんと言っても脇役の高橋一生さんと柴咲コウさんのやり取りが一番良かったです
高橋さんの役は小野政次で
直虎の幼なじみで恋心を抱いていて
井伊家を乗っ取ろうとする悪役を演じながら
実は一番井伊家の存続を願っている家臣です
ところがその小野政次の最後は
本当に悲劇でした…
主君を裏切り、井伊家を乗っ取ろうとした奸臣として磔にされ
さらに初恋の人
直虎に心臓を一突きにされ
生涯を終えました
あれはもう絶句でした…
小野政次があのような形で死ぬとは予想外でした
さて
そんなかなり暗いシーンもある直虎ですが
大概は明るく面白いシーンも多く
普通に見ていた私が
何度か見直すほどときめいて面白くなったのが
直虎が政次の真意に気づいてからです
第19話「罪と罰」ではドキドキするシーンがありました
まず政次が直虎を寺へ呼び出して密談しようとするシーンで
逃げようとする直虎の手を政次が掴むんですね
これがたまらなかったです
直虎には恋心は無いんですが
政次にはあるので、どうしてもオオー!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!となりました
それがこのシーンです↓
次に政次と直虎が罪人の罰し方について言い争うシーンの前に
こんなことに↓
これは単に政次が家来に渡した書状を
直虎が家来から取り上げようとして
政次が直虎を羽交い締めにして止めただけなんですが
やっぱり二人の関係を見ていると
おおー!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!となりましたね
このシーン好きで何回もリピートしました(笑)
このあと
罪人を死罪にするべきとする政次と
死罪にせずとも済む罰でいいのでは、とする直虎が言い争います
直虎が「これでも我はおなごでの、おなごは血など見飽きておるからの!」
というセリフには
女性の脚本家ならでは
「確かに!」
と思わず膝を打ちました
直虎は戦で大切な人を亡くしつづけたので
武将が血を流して自身の武勇をひけらかしていることへの
嫌悪感が現れているセリフだなと感じました
大河ドラマ「おんな城主 直虎」は
登場人物がとても人間臭くて
それぞれのキャラが魅力的でした
また最初から見直してみたいですね
↑第19話はこちらに入っています